都市ガスについて 6
一方、民生部門に目を転じると、ここでも石油製品が51・5%と過半数を占めています。
そして、電力が30・7%、都市ガスは14・9%となっています。
民生部門で意外に少ないのは、都市ガス事業の存立が、日本の特殊事情から配管関連費用が高く、需要家の密集する都市周辺部に限定されるという事情によっています。
家庭用の場合、需要家数は昭和58年現在、約1674万8000戸、その普及率(需要家件数/供給区域内世帯数×100)は、約80%となります。
しかし、この数字は供給区域内に限っての話。
全国の総世帯数に対しての普及率は、約48%と半分以下になってしまいます。
電力の100%、水道の約93%と比べると著しく小さく、都市の分散化とともに、都市生活向上のエネルギーとして、今後の普及の可能性を大きくもっているのです。