スヴェシュタリのトラキア人の墳墓
ブルガリア世界遺産シリーズです。
この「スヴェシュタリのトラキア人の墳墓』は、ブルガリア北東部に残る古代の墓地です。
1982年に小さい丘から発見された墓地で、紀元前3世紀に遡ります。当時のトラキア人の宗教建築の、基本的な構造原理を伝えてくれる遺構です。
特徴的なのは、多彩色な半人半植物女人像の柱と、彩色された壁画などです。
あまり見たことがないような、すごくめずらしいデザインですよね・・・。
10体の女人像柱は、中央の玄室の壁に浮き彫りの形で掘り込まれたもので、それに被さる丸天井には、半円壁画の装飾が施されています。こういった例は、トラキア地方ではこれまでには他に見つかっていないんだそうです。
この墓地はトラキアの一種族、ゲタイ人の文化を伝えるとっても貴重な遺跡なんですね。